映画「バトルシップ」とUSSミズーリ【2022年5月1７日（火）小林幸代】

昨日寝る前に、映画「バトルシップ」を観て、そのあとなぜか眠れませんでした。
この映画は2012年のアメリカのミリタリーSFアクションで、エイリアンを相手に人類の存亡をかけた闘いを、迫真の海戦シーン満載で描いています。でも、別にエイリアンが怖かったということではありません。

撮影はハワイと戦艦ミズーリ（USSミズーリ）で行われたのですが、
ミズーリ号は第二次大戦、朝鮮戦争を戦い抜いたのち退役を経て1984年に再就役。湾岸戦争への参加を最後に再度退役し、現在ではパールハーバーで記念博物館としての任務に従事しています。

以前、私がこのミズーリ記念博物館を訪れた時、全長270メートルの巨大な船の大きさに驚き（戦艦大和は263メートル）、日本では見ることのできなかった歴史資料の数々を目の当たりにした事を覚えています。
映画は、アメリカ軍と日本の自衛隊が共にエイリアンと闘うストーリーになっていて、そこにミズーリ号が復活するシーンが出てくるのですがそこは感動しました。
しかしミズーリ号が復活した姿を観ていると第二次大戦の悲惨さが蘇り、現在でもなお戦争が起こっている悲しい現実を思うと、
眠ることができなかったのです。